基幹相談支援センターの役割
基幹相談支援センターは目黒区内の相談支援の中心的な役割を担う機関です。地域の相談支援体制の強化のための取り組みや権利擁護・虐待防止のための支援などを総合的に行うことで障害のある方が地域で安心して生活できる地域を作っていきます。
業務内容
- ①総合的・専門的な相談支援の実施
- ・専門職(社会福祉士・精神保健福祉士・相談支援専門員)により困難事例の対応や相談支援事業所への助言など後方支援を行います。
- ②地域の相談支援体制の強化への取り組み
- ・区内の地域課題に合わせた研修会や事例検討会を開催します。
- ・区内の相談支援事業所と定期的に連絡会を開催し意見交換や地域の課題について話し合います。
- ③地域移行・地域定着の促進の取り組み
- ・入所施設や精神科病院からの地域移行に向け地域の支援体制を整備していきます。
- ④権利擁護・虐待の防止
- ・区や関係機関と連携し障害差別などの不利益な取り扱いについての対応を図ります。
- ・成年後見制度利用に関する理解と活用を進めて制度活用が必要とされる方へ適切な情報提供を行います。
- ⑤地域づくりに向けた取り組み
- ・障害者自立支援協議会の事務局運営に参加することで地域における課題について協議し解決を目指します。(令和4年度より事務局となります)
- ⑥緊急時の相談支援
- ・日曜、祝日、夜間の緊急時の際は地域生活支援拠点が対応することで24時間365日安心して相談ができます。
- ⑦当事者活動の推進
- ・障害のある方の集いの会(いどばた会議)を開催することで当事者の方の交流の場や社会参加を促進します。