サポート役として咲く
この人たちを、
支えていきたい。
- 森田 日南子
- 2023年新卒入社
- 本部 第2課
- 事務職
父親が、転勤族。私も知らない土地を転々としてきました。引っ込み思案で人と話すのが苦手で、図書室にこもって本を読んでいた。そんな性格だったこともあり、就職活動は、相手の懐にポーンと飛び込む営業はムリだなって(笑)。誰かをサポートするのが向いていると思い、事務職で探していく中で徳心会に出会いました。徳心会の面接もすごく緊張しましたが、それでも話しやすいように細やかに気を配ってくれました。どんな仕事がしたいのか、何が得意で何が苦手かなど、いろいろと聞いてくれて、その上で「ぜひ入職してほしい」と言ってくださった。ここでならやっていける!と思えましたね。入職後、私が任されたのは、人事労務のポジション。4施設あるうちのあゆみえんの担当として、入職や退職に関わる手続きや書類作成、毎月の給与計算などをしています。

引っ越しや昇給など、給与や手当額の変動が多い4月は大変です。あゆみえんだけでも約190人いますからね。数字もあまり得意ではないので、最初は「うっ!」っとなりましたが、最近は慣れてきました(笑)。それに私の扱う数字や書類は、誰かの生活に関わるもの。ミスがないように責任を持ってやらないと、と思っています。他に大変だったのは、ある施設の人事労務を担当されていた先輩が退職された時ですね。私を含む残りの3人でカバーするにはどうすればいいか。それまで各施設の情報は個々に管理をしていたのですが、施設とのやりとり、問い合わせ内容を共有する管理表を作成し、全員で運用。なんとか乗り切ることができました。施設によって問い合わせの内容に特色があるのですが、各施設の情報が共有できたことで、知見も広がった。そんな嬉しい副産物もありました。

今も、引っ込み思案な性格は変わりません。でも、自分が担当する施設の方々と電話をしたり、お顔を合わせる中で、皆さん「最近、何してるの?」とか「今、忙しいの?」とか聞いてくださって。楽しい雑談をしてくださることもあります。あたたかい人たちに囲まれて。縁の下の力持ちですが、この人たちのお役に立てているんだなって思うと、嬉しくなります。最近は採用委員会にも抜擢されて、各施設の方々と連携して新卒採用の説明会を開催したり、学校訪問をしたりするようにもなりました。少しずつ少しずつ、いろんな方とつながって、リレーションをつくっていけたらと思いますね。現場と本部。そういう垣根を越えてお互いに理解を深めることができたら、サポートできる範囲も広がると思いますから。
